SAREX in 東京 ~熊本地震における木造住宅の倒壊分析~

2016.10.20

  • 阿部建設の仕事
  • SAREX(工務店勉強会組織)

今月のSAREXは国土交通省国土技術政策総合研究所 中川貴文研究員による「熊本地震における木造住宅の倒壊分析」ワークショップでした。
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先日書いたNHKスペシャルに対する感想や関連する熊本地震の件をレポートした本なども読みました。
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また熊本県益城町にも二度訪れ、実際の建物被害も見てきました。
本日の話を結論から申し上げると、正しく設計され、施工されている住宅であれば、極めて倒壊のリスクが少ないと言うことです。
中川研究員も再三申しておられましたが、完璧に安全な建物はない。
しかしながら、最新の基準で建てられた住宅で倒壊した建物も極めて少ない・・・という事実です。
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このブログでは詳しくは語せませんが、阿部建設が実施している許容応力度による構造計算や制震ダンパーなどは地震に強い家として有効であることもコメントして頂けました。
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NHKスペシャルでは時間の関係から地震対策や建物個々の強度などについて言及が及んでいなかったので、誤解が生じないよう、正しく伝えていこうと思いました。
見学会やモデルハウス見学を通じ、お客様にもどのような対策を施して住宅や施設建築を建てていけばよいか、お伝えをいたします。