
太陽や風などの自然エネルギーを建築に取り入れ、活かす技術や仕組みをパッシブソーラーシステムといいます。OMソーラーは、太陽の熱を屋根で集めて利用するパッシブソーラーシステムの手法の一つです。冬は暖房しながら換気ができ、夏の昼は屋根で集めた熱を排気したりお湯に換えたりします。家全体をほんわかまんべんなく温める技術は、「香りの家」の広がり間取りにとって大きな役割を果たしています。


冬は床から暖かさが伝わってくるこのシステム。屋根に設けられた取り入れ口から吸い込まれた外気は集熱面で温められ、空気の流れをコントロールするシステムへ。暖房の場合はダクトを通り床下へ送られ、床に設けられた吹き出し口から出る暖気がじんわり部屋を暖めます。

軒先から取り入れた熱い空気は、ハンドリングボックス内で空気の流れを切り替えて、太陽熱をお湯採り(オプション)に、余分な熱を屋外に送りだします。また床下のよどんだ空気を吸引して排気するので床下がじめじめしません。

屋根面の温度が冷えてくると、自動的に空気の流れが切り替わり、夜空と屋根との放射冷却を活用して涼風を室内に送り込みます。エアコンほど涼しくはありませんが、自然の心地よさを感じられます。

夏季に床下に北側の少し低い温度の外気を導入し、地熱を利用し熱交換して部屋温を下げるエコクールシステム(DOMAくーる)のファンボックス
阿部建設の夏対策は、次世代省エネ基準の断熱性能を前提とした、気密性能を5p/平方メートル以下にするのは勿論、植裁による日射遮蔽や庇や軒の出を長くした建築的な工夫の他、風の通り道を考慮した窓配置計画、夜間の冷気を利用する涼風取り込みシステムなど数々の取り組みを組み合わせ、なるべくエアコンなどに頼らない住宅造りをしています。
阿部建設の家にお住まいのお客様の中には、夏場にエアコンを使われない方が3割以上いらっしゃいます。「一週間程度使用」という方を含めると、6割以上にもなります。私たちは、こうした夏対策や冬対策の手段を、見学会などを通じて、具体的に皆様にご提案致します。