9年振りに訪れてきました!

2017.06.30

  • 阿部建設の仕事

9年前に静岡の工務店の依頼を受けてバリアフリー改修の設計をさせて頂いた、静岡市の伏見様宅を9年振りに訪れてきました。
伏見様は私が書いた「木の家と太陽と車いす」にも快く取材に応じてくれたお客様で、ことあるごとにいろいろと協力をしていただいています。

今回の訪問の目的は、9年経つ家の経年変化の状態を撮影することでした。
併せて、当時考えたバリアフリー設計を継続的に日常生活で使っているかを確認する意味もありました。
結果、経年変化の状態は極めて良好で、不具合もあたりませんでした。

9年前当時の写真

バリアフリーについても、当初予定した通りの日常生活がおくれており、まったく不便はないことなど、9年経っても変わっていないことが確認できました。
伏見様宅は、私が提唱する「心のバリアフリー」を確立した家でもあります。
障がい者と健常者の視点から、将来の生活を見極め、的確にバリアフリー設計することは、本人にとっては勿論ですが、ご家族にとっても介護の負担や経済的な負担を減らすことにつながります。
私はこれからもこうしたバリアフリー住宅、改修を通じ、いつまでもご家族が快適に楽しく暮らして頂ける場所を提供し続けたいと思っています。
今回撮影にご協力頂いた伏見様、誠にありがとうございました。